用語解説

軸と穴のはめあいの度合いを示したものを「はめあい公差」と言います。はめあい公差には軸基準と穴基準があります。一般的には穴基準で選定し、軸のはめあい(すきまばめやしまりばめ)を調整します。また穴基準はアルファベットの大文字、軸基準はアルファベットの小文字で表記します。穴基準の場合は穴径が大きい順にアルファベットの大文字でAから始まります。

基準寸法と一致するのがHです。基準寸法と一致してわかりやすいためHは良く使用されます。H以降は基準寸法より穴が小さくなりZCまでの28種類の記号で定められています。