用語解説
量産精密研削加工.comを手掛けるセンターレス研削加工について本ページでご紹介いたします。
センターレス研削加工とは、円筒形状のワーク外周面を研削する場合に、研削砥石・調整車(ラバー砥石)・ブレードの3つでワークを支えて外周面を研削する加工方法です。この加工方法は、芯無研削とも呼ばれます。
調整車を低速回転させ、ブレードとともにワークに摩擦力をかけることで調整車とほぼ同じ速度で回転させることができ、この状態のワークに対して高速回転する砥石車をあてることで研削加工を行います。
ワークの支持にセンターやチャックを使わないため、ワーク脱着の時間が短く 量産向けの加工方法と言えます。
<センターレス研削に関する加工事例>
こちらの製品は、量産精密研削加工.comが製作したスクロールコンプレッサーに使用されるシャフトです。材質はFCD600で製作しております。サイズは軸の最大外径がφ43mm、最小外径はφ9mm、長さが240mmです。センターレスインフィード研削にて五段同時加工を行なっていることがポイントです。
<センターレス研削に関する提供出来るサービス>
<センターレス研削に関するコストダウン事例>
自立できない段付き形状のワークをセンターレス連続研削加工でコストダウン