用語解説

平面研削盤とは、長方形のマグネット定盤(真空チャック・精密バイスを使用する事も有る)に製品を吸着させ、製品を取り付けた定盤が左右・前後に移動しながら、上部の横軸に取付けられた砥石で製品の端面を研削する設備です。
平面研削盤は製品の移動速度が速いので、研削焼けや・砥石の脱落を防止する必要があります。その結果、1回の研削量を少なくすることが必要で何回もテーブルを往復させ加工を行うことになりますが、クリープ研削においては、製品の移動速度が非常に遅いため、砥石の形状崩れ・研削焼けが発生し難くく、材質によっては平面研削の50~100倍の研削量を1パスで行う事も可能です。