用語解説

立型内径研削盤シュータイプセンターレスは、製品を取り付ける主軸や砥石を取り付けるコラムが垂直に取り付けられている横型に比べ
、設備のスペースもコンパクトとなり製品搬送もベルトコンベアー等水平に搬送出来るので、大型の製品の搬送も可能でライン化には非常に
有利な構造となっています。研削方式としては2シューマグネットタイプであり、外径を2点で支持し製品端面を基準に磁石の力により吸着させワークを回転させます。その回転している上部から砥石が降下し、上下にオシレートをしながら研削加工を行うことになります。砥石軸が上下する事でかなりの加重が下方向にかかりますが、カウンターバランス等の制御により、スムーズなオシレート運動が可能となっています。

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